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矯正歯科 > クリニック選びのポイント

クリニック選びのポイント

通い続けられるクリニックの条件

歯列矯正の治療期間については、ひとりひとりの患者さんの治療方針、お口の状態により千差万別です。
通常、お子さまの時期で6ヶ月〜2、3年、永久歯列で1〜3年の範囲内です。
治療期間中は、月1〜2回の割合で通院が必要です。

一般治療に比べると治療期間が長期になるため、居住地・勤務地・学校の近く、通勤・通学沿線駅付近の歯医者さんを選択した方が無理なく通えます。

 

矯正歯科医の学会と資格

日本矯正歯科学会(JOS:JapanOrthonticSociety)

1926年に創立され歯科矯正学・矯正歯科臨床の進歩発展を目的とし対外的にも日本を代表する学会です。全国の矯正歯科医を中心に5,800名を超える会員により構成された国が公式に認めている矯正歯科学の統括的専門学会です。

日本矯正歯科学会が、矯正歯科医の技術と経験を認定し、資格証を発行することにして、これを基に広く国民に医療機関を選ぶための基準を提供しようとしているのが、認定医の制度です。矯正歯科の認定医制度は、日本のその他の専門医制度に比べてもその基準が厳しく、高い技術と経験が要求されています。
まず日本矯正歯科学会認定医(全国に約3,000名)となるには、
  1. 5年以上日本矯正歯科学会の会員であること。
  2. 2年以上大学の矯正歯科で研修医をした後、学会指導医の下でさらに3年以上矯正歯科に専門的に従事すること。
  3. 学会誌にオリジナル論文を発表すること。
  4. 学会の定める試験に合格すること。
が最低限必要になります。以上の点をすべて満たすと、学会認定医として認定医証が交付され、公式に矯正専門医として自分の判断で活動することができるようになります。
学会では、矯正専門医をめざす研修医を指導監督する特別の教官資格として、日本矯正歯科学会指導医という制度を敷いています。
指導医(全国に約500名)になるには、
  1. 13年以上日本矯正歯科学会の会員であること
  2. 認定医資格を取得してから、大学の矯正歯科において教育指導歴が3年以あること。
  3. 学会の定める試験に合格すること。
※おおむね大学の矯正科において講師、助教授クラスに相当します。

従来”認定医”と”指導医”という二種類の資格を認定していましたが、2006年より新たに“専門医”という資格認定を始められました。
専門医になるためには、
  1. 認定医資格を取得後、2回以上更新試験に合格していること。
  2. 最近10年以内に矯正臨床に関する論文、著書または学会発表があること。
  3. 学会の指定した10種類の治療例を提示して最低基準をクリアすること。
  4. 口頭試問に合格すること。
治療実績を重視したカテゴリーを新たに作って、広く国民に情報をより細かく提供しようと言うのが“日本矯正歯科学会専門医”の制度です。

【一般学会員】
会費を支払えば誰でも会員になれます。
会員であることと資格があることは全く別のことです。

日本舌側矯正歯科学会(JLOA:Japan Lingual Orthodntic Association)

日本での舌側矯正を発展させていくため、会員相互が意見・技術を交換して、より高度な術式を習得するための場を提供することを目的として10人の有志により、1988年に結成されました。
年間活動では、総会や舌側矯正のタイポドントコースの開催および学会雑誌の発行をおこなっています。対外活動として、アメリカやヨーロッパの舌側矯正学会の総会での発表、ケースプレゼンテーションの支援を行っています。
認定医は、日本舌側矯正歯科学会の認定委員会が行う「舌側矯正治療症例の厳格な審査」に合格し、資格証が授与されたドクターです。

日本成人矯正歯科学会(JAAO:Japan Association of Orthodonitic)

矯正歯科は、従来子供が対象と思われていたものが、現在は成人の矯正歯科治療が急激に増加してきており、この歯科を取り巻く社会の急速な変化に伴い子供の矯正歯科治療だけでなく成人の矯正歯科治療に対しても、十分対応出来る高レベルの研究集団である学会です。

矯正歯科認定医(成人における矯正歯科治療は成長発育期での治療に加え、学識、経験ならびに倫理観が備わった者)
  1. 日本の歯科医師免許を有すること。
  2. 本学会に6年以上継続して在籍していること。
  3. 本学会の認める矯正歯科専門医療機関(本学会の認定研修施設、大学歯学部附属病院矯正歯科、その他)に矯正歯科専従として6年以上在籍しているか、あるいは同等の矯正歯科臨床経験を有すること。
矯正歯科専門医(矯正歯科治療の進歩に即する成人ならびに成人に至るまでの年齢層に対する矯正歯科治療に精通する優れた歯科医師)
当学会の認定医であることを必須条件とし、さらに次の条件のうち1項目を充足することを要する。
  1. 本学会の認める認定研修施設に6年以上常勤するかまたは、2年以上在籍し同等の矯正歯科臨床経験を有すること。
  2. 本学会の認める研修施設に2年以上在籍した上で、本学会または日本矯正歯科学会の指導医の資格を有すること。
  3. 本学会の認める研修施設に2年以上在籍した上で、矯正専門開業を10年以上にわたって行っていること。

日本ベック矯正歯科学会(The Japanese Begg Society Orthodontics)

全国に2,000余名を数える亀田教授によるBegg techniqueの研修修了者ならびに、Begg techniqueによる矯正治療に興味を持つ多数の歯科医師を主な母体として、九州支部、近畿中四国支部、北陸東海支部、新潟KB支部、東京支部、北海道支部の6つの支部400名を超えるアクティブな会員を有し、より多くの歯科医師がより安全に、より確実におこなえる矯正治療をめざしている学会です。