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矯正歯科 > 矯正歯科の基礎知識

矯正歯科の基礎知識

メリット・デメリット

メリット

虫歯、歯周病を防ぎ歯を長持ちさせます
矯正治療によって歯列を整えておけば、それだけ、虫歯や歯周病にかかるリスクが減り、歯と歯肉の健康を維持することができます。
歯並びと噛み合わせを正常化します
歯並びと噛み合わせが良くなることで、効率よく咀嚼できるようになり胃腸の負担も軽減されます。明瞭な発音の獲得もできます。噛み合わせの悪さが原因で起きていた身体のさまざまな不調、肩こりや頭痛、腰痛、だるさ、姿勢の悪さといった身体全般にわたる症状も解消されます。
口呼吸の弊害を取り除く
病気になりにくくなり(免疫力の向上)、酸素がからだに十分に取り込むことができ、脳も活性化し、体全体が生き生きしてきます。
正常な顎骨の成長を促します
表情が自然に明るくなります
心理コンプレックスがなくなり自然と笑顔が増え、明るい表情になることで生活の質の向上が実現できます。

デメリット

時間がかかる
歯列矯正治療は歯の骨の代謝を利用し歯を動かすため、ある程度の時間が必要となります。動かすスピードは1ケ月に1ミリ程度で、これ以上無理に動かそうとすると歯に余計な負担をかけることになってしまします。
通院は1、2ヶ月に一度、1回あたりの治療時間は平均で30分から1時間です。平均治療期間は2年間といわれていますが、個人の症状や治療法により大きく前後します。このように歯列矯正治療の通院には時間がかかるため、歯並びを治したいという本人の強い意志の継続が必要となります。
装置により体や日常生活に負担がかかる。
最近では、目立ちにくい装置も使われてきていますが、歯の外側(唇側)に装置をつける場合、まったく人目につかないわけにはいきませんので見た目が悪くなります。1週間ほどで慣れていきますが、装置を着けたときの痛みや違和感があります。
装置が邪魔になるため、歯みがきや、場合によっては食事がし辛いこともあります。ひどい時には、頬の肉に当たった装置が口内炎を引き起こすこともあります。このような状態が装置をはずすまで続きます。不適切な歯列矯正治療により肩こり、頭痛、うつなどの症状が起こるケースもあるようです。
また、稀なケースですが、歯列矯正を繰り返すと、歯根吸収といって歯根が溶けてしまうことがあります。原因はまだはっきりとはわかっていないので、治療を受ける前の段階で必ず歯のレントゲン写真を撮って、歯根吸収が起こる恐れがないか確認してもらう必要があります。
お金がかかる
歯列矯正は健康保険が適用されないため、一般の歯科治療よりも料金がかかります。自由料金制なので医院によって料金の設定は違いますが、相場は50〜150万円ほどで、平均では80万円かかることが多いようです。
ただし、審美目的ではなく、機能障害を伴う先天性の咬合異常や、外科手術を伴う顎変形症の治療であれば健康保険が適用されます。
また、18歳までの子どもの歯列矯正は医療費控除の対象になります。成人の場合でも、上に挙げたような健康保険の対象になる場合や、言語障害、咀嚼機能障害等明らかに日常生活に支障があり治療が必要と認められた場合には、診断書を提出することによって医療費控除が受けられることもあります。